石巻市・女川町

石巻市、女川町を訪問した際、被害の大きさに心から驚きました。またそれと同時に、避難生活をおくられるみなさんが明るいことに安心しました。もちろん、僕が訪問した避難所に限りますし、みなさん、僕には想像もできない色々な思いを抱えていらっしゃると思います。あえて明るく振舞われていることもあるのでしょう。
その中で気付いたのが、子供たちの存在です。
「僕の家は流されちゃったんだよ。」と明るく話す子供や、瓦礫の山を指差して「僕の家はここにあったんだよ。」と笑って話す子供たちを見て、この子たちは未来を向いて、今を重ねているんだと実感しました。
そして、そんな子供たちの元気で無邪気な姿が、大人たちをも前向きにさせている印象を受けました。
この子たちのために何かをしてあげたい。この子たちを元気にすることで、被災された方を元気づけることができる。それが僕のやることだ、と、子供たちの姿から目的を与えてもらう事ができました。
聞くところによると、石巻市、女川エリアは、少年野球のとても盛んな地域らしいのですが、少年たちの野球道具は全て津波で流されてしまい、グラウンドは崩壊し、残ったグラウンドも自衛隊や自治体の活動拠点となり、野球ができない状態です。何が欲しい?って聞いたら、グローブが欲しい!バットが欲しい!ということでした。
グローブやバットを送っても、野球ができるグラウンドはまだありません。でも、グラウンドがなくても野球の練習はできるし、どんな環境でも、自分のベストを尽くして準備する大切さは、僕が一番知っています。道具だけではなく、グラウンドがなくても野球がうまくなれるコツだったり、グラウンドじゃなくてもできることを教えてあげたりもしたいと思います。
また、彼らのご両親や監督たちからも話を聞いたら、グラウンドも道具もなくて、子供たちに何も目標を与えてあげられないのが一番辛いということでしたので、東京ドームへの招待を提案させてもらったところ、とても良い目標になるということでした。
石巻、女川エリアの野球少年は500人近くいるそうです。もしかしたら、もっといるかもしれません。
今は東京ドームもこんな感じですが、電力供給が復旧した暁には、彼ら全員を東京ドームに招待したいと思っています。
今回の訪問で、今までモヤモヤしていた気持ちが晴れ、僕にできること、すべきことがはっきりしました。
僕は、応援してくださるみなさんのおかげで野球をさせてもらってます。
いつもは「応援宜しくお願いします!」と皆さんにお願いしますが、今シーズンばかりはわけが違います。
是非、僕と一緒に、石巻市と女川町の子供たちを応援してください。
僕も野球で結果が出せるよう、精一杯頑張ります。
どうか、みなさんの力を貸してください。

矢野謙次

IMG_2270.jpg「被災地にも、僕を応援してくれる方が大勢いる。何ができるか分からないけど、何かがしたい。」

本日の休日を利用し、宮城県の名取市、石巻市、女川町を
訪問してきました。
名取市では名取第二中学校を訪問し、
星選手のご両親にもご挨拶。
先日、星選手が積みきれなかった支援物資も届けてきました。

IMG_4594.jpg石巻市、女川町では、日本製紙石巻野球部寮、石巻高校、女川第一小学校を訪問。
石巻高校では、野球部員が練習に励む姿に見入っていました。
女川第一小学校では野球教室を開催。
謙次から子供たちに、たくさんのグローブやボール、プロ野球選手のグッズがプレゼントされました。
その後、女川総合体育館の芝生でも子供たちとキャッチボールするなど、子供たちと楽しい時間を過ごしました。

「僕の家、流されちゃったんだよ。」
瓦礫の山を指して、「僕の家はあそこにあったんだよ。」
謙次との触れ合いを楽しみながら、大きな悲劇を元気に笑顔で話す少年たちは、世界中が同情する悲劇すら過去のものとして、未来に真っすぐ今を積み重ねていて、その姿が、頼もしくさえありました。


今回の訪問で、被災地を一番元気にしているのは、電気でも、頑張れというエールでもなく、
子供たちの元気な姿であることに気付きました。
元気な子供たちの姿が、それを見る大人たちを、止まっていてはいけない、元気に前に進まなくてはいけないと、後押ししているように見えました。
子供たちに元気を与えるのは謙次の一番の得意技。
これからも、子供たちに元気を与える活動を続けます。

概要
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